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下腿三頭筋

 ご存知の通り膝から足首までの裏側の部分がふくらはぎで、ふくらはぎを構成している筋肉を腓腹筋とヒラメ筋と言います。それらを総称して下腿三頭筋と呼んでいます。下腿三頭筋の主な役割は、足関節の底屈と言って、代表的な動きは、つま先立ちをする際に働きます。このふくらはぎには、他にも血液を心臓のようにポンプ様に血液循環に働きかけることで「第二の心臓」とも呼ばれています。 すごく大事な筋肉ですが、攣ったり、その部分がむくみやすかったり、スポーツの際は肉離れ(主に腓腹筋)が起きる部分でもあります。
  この時期から増えてくる攣りは、下腿三頭筋を酷使している為に過剰に収縮をしてしまいその結果痛みが起こる状態です。 (他にも要因はあります。) ちなみにこむら返りの「こむら」はふくらはぎの事を指しています。何故この様な状態になるかというと現代人は股関節周辺の筋肉(主に股関節伸展筋)を上手く使えないので、膝や膝下の動きが中心になる事によりふくらはぎに余計な負担が集中していることが多くなっています。 ひとつの目安として特別なトレーニングをしていないにも関わらず身体の他の部位に対して太いふくらはぎをされている方は負担がかかっていたり循環が良くない可能性があります。
 攣りやむくみがある方はふくらはぎを動かしてあげる事によって血液循環が良くなったり筋肉がほぐれるので、カーフレイズと呼ばれる様なかかと上げ運動をしていただくのもお薦めです。カーフレイズエクササイズ をしたからと言って、更にふくらはぎが太くなったりしないので、安心して取り組んでください。
それでも改善しない場合は、他の部分にも原因があると思われます。ふくらはぎに負担のかからない様な身体の使い方をしてあげる必要があるので、分からなければ当方にご相談ください。
by スクープ
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