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カフェイン

 カフェインと聞くと眠気覚ましや集中力アップに作用し、コーヒーやエナジードリンクに含まれているというようなイメージがあるかと思います。しかし、実際にどう言うものかご存知の方は、意外と少ないようです。カフェインには、主に2種類あり、茶葉やコーヒー豆から煮出すことにより抽出する天然カフェインとアンモニアから生成された窒素を多く含む尿素から合成しているのが合成カフェインです。カフェインと聞くと効果はありけれど、良くないイメージが強いですが、代表的な作用とその仕組みを確認していきたいと思います。
★眠気を覚ます・集中力UP
 カフェインには睡眠物質(眠気を誘発する)であるアデノシンの神経活動の鎮静化を抑制させる作用があります。また、交感神経を刺激しアドレナリンの分泌を促します。アドレナリンの作用により覚醒・集中力の向上が見込まれます。
★脂肪燃焼
 分泌されたアドレナリンの作用の1つに、消化酵素である「リパーゼ」の働きを活発化させというものがあります。リパーゼは体脂肪を遊離脂肪酸とグリセリンに分解させ、エネルギー源として使用できる形に変換します。そのため脂肪燃焼に効果があると言われています。
★浮腫予防と利尿作用
 カフェインには腎臓の血流を促進し、体内の水分を尿として排出する利尿作用があります。そのため浮腫予防としても期待されます。しかし、利尿作用が過剰になると脱水症状の引き金になってしまいます。
 良いこともありますが、カフェインの過剰摂取は、カフェイン中毒に陥り、精神的に緊張・興奮・イライラ・不安や焦りなどの症状が出現し、身体的には嘔吐や下痢、胸の痛みやめまいなどがしてきます。また、毎日カフェインを摂取している方が急に摂取をやめてしまうと離脱症状・禁断症状といった症状が出てしまうこともあるようです。何事に関しても「過ぎる」というのは身体にとっては危険で負担になるので、適度に摂るようにしましょう!!
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