一般的に、ご飯食よりもパン食は太りやすいと言われていますが、その理由は何なのでしょうか?
・脂質が多い
ご飯1食分の脂質が0.4gなのに対し、食パン1枚の脂質は2.0g。大差ないように感じますが、ご飯はおかずとそのまま一緒に食べるのに対し、パンにはバターやジャムを塗ることが多いので、脂質は増えてしまいます。
・量が多くなる
柔らかいパンは、同じ量を食べたとしてもご飯よりも咀嚼回数が圧倒的に少なくなり、食事時間もその分短くなってしまいます。食事を始めてから満腹を感じるまでにおよそ20分程度かかるので、食事時間が短くなるパンの場合、満足度が低くなるので、さらにもう1枚食べることになります。
・腹持ちが悪い
小麦粉や米粉など粉末を使って作られたパンは、そのままの形状で食べるご飯に比べて消化にかかる時間がとても短いため、消化・吸収が早く、その分ご飯食と同じカロリーを摂取しても、早い時間に空腹がやってきて、間食が増えたり次の食事で過食してしまうのです。
☆ パン食でも太らないために
⓵ シンプルに味わう
パンには何も塗らず、パンそのものの味を味わったり、おかずをパンに乗せたりとシンプルに味わいましょう。
⓶ 固いパンを選ぶ
バケットのように固いパンは、咀嚼回数が自然に増えるため、少量でも満足感が高くなります。食べ過ぎを防げるので、柔らかいパンよりも固いものを選びましょう。
ご飯でも、パンでも、とにかくバランスをしっかりとる食事が大切です。あとはしっかりと噛んで、食欲の秋を美味しく、健やかに楽しみましょう!
by chirune
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