新型コロナウィルス感染抑制のために大半の人が習慣的にマスクを着用するようになっています。暑い時期は、熱中症のリスクが呼び掛けられていましたが、その他にも、長期間のマスク生活が人の身体に悪影響を及ぼしています。
呼吸器疾患の専門医師によると、マスクを習慣的に着用するようになったことで、私たちの心身に“マスクシンドローム”とも言うべき症状がもたらされていると言っています。「マスクシンドロームとは、マスク着用による不調の総称。熱中症や肌荒れ、口臭といった自覚しやすい症状から、表情筋の衰え、口呼吸のリスク増加、咀嚼(そしゃく)機能の低下といった自覚しにくいものまで、その症状は多岐にわたります」と説明しています。
<マスクシンドローム 症状例>
・歯並び悪化 ・虫歯、歯周病 ・睡眠時無呼吸症候群 ・上気道炎
・集中力低下 ・便秘 ・頭痛、めまい ・気管支喘息
・ほうれい線、しわ、たるみ ・うつ状態 ・食事のムセ ・肌荒れ etc.
マスクを習慣的に着けることで、こんなにも多くの健康トラブル(=マスクシンドローム)が起きる主な原因は、マスクは気道抵抗を高めるため口呼吸になりやすく、口呼吸は口内炎や歯周病の悪化のみならずアレルギー性疾患の増加にも繋がります。「口呼吸改善の専門家」の医師は、気管支ぜんそく・糖尿病・気管支炎・肩こり・肺炎・インフルエンザ・風邪・花粉症・鼻炎・高血圧・過敏性腸症候群・胃炎・口内炎・痔・冷え症・虫垂炎・下痢・腰痛などの身体的症状に加え、疲れ・倦怠感・副腎疲労・パニック障害などにも口呼吸が関係していると説明しています。メンタル面にも関係しているのは不思議に思いますが、これは呼吸と自律神経が密接な関係にあるからとのことです。
更に、マスクを常に着用していると、無自覚のうちに表情筋を使わなくなり、衰えていきます。表情筋の衰えは、うつ状態など感情変化やひいては食事中の誤嚥の危険性に繋がります。ですから、人がいないところでのマスクは、極力控えるように努めたいですね。
by ボヤッキー
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