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色々な頭痛

 雨天や台風の影響、季節の変わり目になると頭痛を訴える方も多くいらっしゃると思います。そんな頭痛にも種類があり、「片頭痛」と「緊張型頭痛」を訴える方が多いようです。
○片頭痛
 何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。脳の血管が拡張することで、周囲の三叉神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。原因は様々で、心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することで、「片頭痛」が起こることもあります。そのほか、寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども、「片頭痛」の誘因とされています。また、台風や低気圧による影響も受けるため、季節の変わり目や雨の日などにも起こりやすいとされています。片頭痛の症状は、こめかみから目のあたりがズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように痛みます。頭の片側だけが痛いとは限らず両側が痛むこともあります。
○緊張性頭痛
 頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起きるのが「緊張性頭痛」です。頭痛のなかで最も頻度が高い頭痛といわれています。
筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。長時間同じ姿勢が続いたり、首、肩こりなどから身体的ストレスによって引き起こされるだけでなく、精神的ストレスも大きな要因になります。人はストレスを受けると「交感神経」の働きにより、肩や首の筋肉を過剰に緊張させることに繋がります。緊張性頭痛の症状は、頭全体や特に首の後ろ・後頭部あたりが締めつけられるように痛み、たまに軽いめまい感が生じることもあります。
 日頃から身体をバランスよく使うことで、首や肩こりを防ぐだけでなく、低気圧や天気による不調は予防できます。日頃からの運動習慣によりそれらを回避することができるので、身体を動かすことを意識するようにしてくださいね。
by コオロギ
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