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人心には108つの…

 早いもので今年も残すところあとわずか。慌ただしく過ぎてゆく年末ですが、一年最後の恒例行事として「除夜の鐘」は馴染み深いものです。
 除夜の「除」には古いものを捨て新しいものを迎えるという意味があります。鐘をつく回数は108回が一般的ですが、これは人の心に108つある煩悩を払うためと言われています。煩悩とは人の心の内側にあり、自身を悩ませ苦しめるもので、具体的には欲、怒り、妬み、猜疑等があげられます。
 この煩悩をその年のうちに全て消し去り新しい年を清々しく迎えられるように、という願いを込め大晦日の夜は心静かに鐘の音に耳を傾けたいものです。とはいえ、現代人はいつも様々なストレスを抱えがち。煩悩は常に私たちの心の中に存在し、思考や行動の邪魔をしています。
 この心のモヤモヤ、ストレスを解消するには、実は適度な運動が効果的です。
適度な運動は
⓵ 脳が活性化される
 運動により血流が良くなり脳が活性化されるため、思考力、記憶力が高まり頭の中がクリアになります。
⓶ 気持ちの切り替えが出来る
 運動に集中することで、その間は負の感情を忘れ、結果気持ちがリセットされます。
⓷ 達成感、満足感が得られる
 更に、運動を習慣化することで、目標達成への精神力が生まれ、やり遂げる満足感も得られます。気持ちのコントロールが可能になり、安定した精神状態を保てるようになっていきます。
 まずは、出来る範囲で構いません。気持ちよく続けられる運動を是非習慣にして、心身ともに健やかな毎日を過ごしていきましょう。
by ヨガインストラクターChieko 
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