新年度になって、健康診断を受診された方も多いと思います。結果がお手元に届き、気になるのがご自身の検査結果の数値です。家族、同僚、友人の間で「健康診断にひっかかった」と、日常しばしば聞く会話ですが、自分の値と“基準値”を比較してのことだと思います。健診や人間ドックなどの検査における結果を評価する際に、基準となる尺度が基準値です。多くの方々は“正常範囲内であるから正常であり、病気ではない” 逆に“正常範囲から外れているから異常であり、病気である”といった印象を持っておられると思います。そのように誤解を招くことから、1995年、米国臨床検査標準委員会の指針で「集団の正常値」に換えて「基準範囲」が用いられるようになりました。
基準範囲の設定は、健康人をある一定数以上(母集団ごとに120例以上)集め、検体採取条件、測定法、統計処理法など統一し、対象基準個体の測定値分布の中央の95%含む範囲と定義されています。(図)この際、当該検査値に与える生理的変動や病態変動の存在が否定された個体すなわち、健康と考えられる人95%が含まれる範囲が基準値となります。基準範囲から外れた測定値は異常値とみなされますが、即「病気」とういうわけではなく、また、基準値内であっても「正常つまり健康」でない場合もあります。
早期発見、早期治療のため医療機関へ受診は大切ですが、「基準値は誤り?」治療と運動|ATTiVO(アッティーボ)/大阪 (livedoor.jp)のブログにありますが、何が原因か確認することを優先にし、検査値の経年変化の観察が重要です。項目によっては、じわじわと上がり、気づかない間に、疾病と判断されるレベルまで達する場合も多いです。健康を維持するためにも、からだの変化をチェックして日常生活を修正しましょう。また。数値だけを気にして“病は気から”とならないようにしたいですね。
by 健幸運動志同士 みさぽん
クリックお願いします。
4階スタジオでワンコインレッスン(500円)を行っております。ご希望の方は、ご予約をお願いいたします。ご参加お待ちしております。
コラム
COLUMN
人気の投稿
最近の投稿
アーカイブ
CONTACT
お問い合わせ・ご予約はお気軽にどうぞ
お問い合わせフォーム
06-6645-5885