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凝りは、なぜ起こる?

 姿勢が悪かったり、ずっと同じ体勢のままで長い時間いたりすると、筋肉が緊張状態のまま収縮して、硬くなってしまいます。この硬くなった筋肉の状態が、“凝り(こり)”と呼ばれるモノです。筋肉が硬くなると、血液の循環が悪くなり、疲労物質が溜まって神経を圧迫して“凝り”や痛みが発生します。
 筋肉が硬くなると、筋肉が伸び縮みし難くなり、筋肉のポンプ作用で循環してる血液は、循環が悪くなるのです。血液循環が悪くなった筋肉は、老廃物を蓄積させるだけでなく、回復させる栄養供給や機能が低下してしまいます。
 運動不足で筋肉を使わない状態が長く続くことは、筋肉が硬くなる原因のひとつです。特に、“凝り”を感じやすいのは首、肩、背、腰です。首、肩は、重い頭と腕を支えることになっていて、パソコン作業や読書等で同じ姿勢が続くと、首、肩周りの筋肉は硬くなって循環障害が起きやすくなります。また、体を支えている背、腰も、同様に筋肉が硬くなりやすいのです。それ以外の筋肉も動かさない状態が続くとやはり“凝り”が起こります。
 解消方法は、ズバリ「筋肉を動かしてあげること!」です。マッサージや整体も筋肉を伸び縮みさせてポンプ作用を一時的に回復させることになりますが、、筋肉は、自分で動かす機能を持たしてもらっているので、外部の力で伸び縮みさせるより自分で動かして伸び縮みさせる方がずっと“凝り”の解消効果は高いのです。
 凝ったなと感じたら、凝ってる部分を痛みのない程度にゆっくり動かしてあげてください。ストレッチも効果はありますが、筋肉の特性を考えると少し動きを入れてあげるほうが効果が高いです。身体の状態によっても違いますので、ご自身の一番気持ち良さを感じれる方法で“凝り”を解消してみてください。
by ボヤッキー
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