干し野菜は、お肌の乾燥や、風邪、インフルエンザ予防、ダイエット効果、貧血改善などなど、特に女性にとっては嬉しい効果が盛りだくさん。しかも、野菜を干すことにより水分が抜けて、凝縮され味も濃厚になります。更には、野菜に含まれる酵素が天日で温められる事により活性化し、でんぷんを分解してブドウ糖などの糖分を作り出します。この糖分による甘みで、より美味しく感じられるようになります。
野菜にビタミンD・ビタミンB群・カルシウム・鉄分・ナイアシン・食物繊維が含まれている場合、天日干しにすることによって栄養価がアップする事が分かっています。例えば、大根は、生と同じ量を食べたとして栄養量を比較すると、食物繊維は約16倍になります。カルシウムは、生大根が23mgなのに対して、切り干し大根は540mgと、何と約23倍にもなるというデータがあります。鉄分も32倍、代謝を促進するビタミンB類も10倍に増すというデータが出ています。
また、きのこ類は、干すとビタミンDの含有量が大幅にアップすると言われています。ビタミンDが不足すると体内でのカルシウムの吸収がうまくいかなくなり、イライラや骨の発達や維持に影響が出るとされています。東京慈恵会医科大学の研究では冬の間ビタミンDを積極的に摂っていた子どもは、あまり摂っていない子どもに比べ、インフルエンザ発症率が約50%ダウンしたという研究報告も出しています。
更に、干して水分を抜くので、保存できる期間がぐっと長くなります。干し具合にもよりますが、じっくり干して完全に水分を抜いた状態の野菜は、常温でも数週間から半年ほどの保存が可能になります。ストックしておけば、少し野菜が必要な時にわざわざ買う必要はありません。また、大根などといった大きい野菜は使いきれない心配をして割高な半量サイズを買う場合も多いのでは。使う分以外は干し野菜にすれば、割安なまるごとサイズを選べて経済的です。特別な道具も必要なく、切った野菜を干すだけで、後はお日様におまかせ。是非試してみては。
By ルン
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