コラム

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座り過ぎのリスク

 長時間座り続けることのリスクについては、何度かこのブログの中でも紹介させていただいています。当方の通われている方も「家にいる時に座っている時間が長い」、「仕事の都合上長く座ってしまう」ことになっている人は、沢山いらっしゃいます。
・家でテレビや本を見て一歩も動いていない
・デスクワークなので動く機会があまりない
・動くのがしんどく感じてしまい座り続けてしまう
などの理由で座る時間が増えてしまうようです。自分自身もたまに座り続けていると、だんだん動くのが億劫に感じてしまうことがあります。テレビ、洗濯、エアコンなどボタン1つで何でも操作できるようになり、さらにスマホの普及などもあり、動く機会がどんどん失われつつあります。
 しかし、座り続けてしまうことに対しての人体の影響は私たちが想像しているよりも遥かに深刻で、健康に害を及ぼすことが多いことに驚かされます。
・肥満、糖尿病、がん、脳血管疾患、認知症などが増加
・寿命が縮まる(死亡リスクが約1.5倍)
・血流や血中の脂質、糖質代謝が低下し、ダイエットに大敵
など様々な健康被害があります。
 日本人は特に世界的にみても座っている時間がとても長い国で、1日420分(7時間)も座っていると報告されています。「運動は身体に良い」というのことは周知されてきましたが、「座りすぎは身体に悪い」というのはまだまだ知れ渡っていません。座っている時間が長くなると、足の筋力を中心に身体機能が低下し、代謝機能も下がり疲れやすく血流の流れも悪くなります。特に「第二の心臓」と呼ばれる下肢の活動量の低下は、血流が滞った状態になってしまいます。
 そうならない為には、30分に1度で良いので2〜3分ほど立ち上がり、足踏みしたり、軽く歩いたりしていきましょう。立ち上がることが出来ない環境なら、座ったままでも良いので足を軽く動かしましょう。適度な運動も取り入れて、生活の中に健康的な習慣にしたいですね。
by HARU
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