コラム

COLUMN

温泉で免疫力アップ?後編

今回は温泉で免疫力を効率よくアップさせるコツをご紹介します。
①適温の湯温にほどよく入る
 熱すぎる、または冷たすぎるなど、刺激の強すぎる温泉は、免疫力を高める目的点では避けたほうがよいでしょう。過去の研究結果では、熱すぎたり冷たすぎたりする温泉では、むしろ免疫系は抑制気味になったという報告があります。熱すぎる、冷たすぎると感じるということは、身体にとってストレスになっているからです。また、長く入り過ぎるのは、体には負荷となって免疫の面で言えば逆効果です。欲張らずに「しんどい」と感じたら湯船から一旦出て、休憩するようにしましょう。
②リラックスできる環境や施設を選ぶ
 温泉が所在する自然環境にも気をつける必要があります。前編でも述べましたが、森の中や海岸沿いにある温泉はより免疫力を高めると考えられるでしょう。また都市部であっても、滞在していてリラックスできて、心地良く感じる温泉施設を選ぶと良いでしょう。
③温泉地の軽いアクティビティも併用する
 温泉地に滞在したら、温泉に浸かるだけではなく、例えば温泉地でのウォーキングや周遊観光など軽いアクティビティを併用すると良いでしょう。環境省の「新・湯治」効果測定調査では、軽いアクティビティに参加した人の方が、ストレスが減ったり疲労が回復するなど、体調が良好になった人の割合が高かったことが報告されています。
 免疫力の仕組みは複雑で、未だ解らないことが多いので、その機能を向上させることは一筋縄ではいきませんが、温泉を上手に使うことによって免疫力は高めていくことができると考えられます。冬に向かって新型コロナの再流行も心配されていますが、自分が心地良いと感じる温泉地へ出かけ、欲張りすぎずに温泉を楽しむことは、感染症に負けない身体づくりにも有効です。上手にリフレッシュして、心身の良好な健康状態を維持していきましょう。
by chirune
にほんブログ村 健康ブログへ
クリックお願いします。

コラム一覧へ

人気の投稿

最近の投稿

アーカイブ

CONTACT

お問い合わせ・ご予約はお気軽にどうぞ

お問い合わせフォーム

06-6645-5885

上部へスクロール