最近、湯舟に浸からずにシャワーだけで済ましてしまう人が多くなっているようです。私は、毎日入浴し、その後に炭酸水を飲むことがルーティンとなっております。暑くなってくると、シャワーだけで済ませてしまう方が増えるようですが、これからの季節だからこそ入浴をお勧めします。
1.温熱による深部体温の上昇、血行促進
全身の細胞に酸素と栄養分を届けるだけでなく、疲労物質を回収してくれるのも血液です。そのため、新鮮な血液を体にしっかり巡らせることが症状改善、疲労回復には大切です。入浴は、シャワーよりも体の深部までしっかり温めるので、筋肉の緊張をゆるめて血管を拡張させます。その結果、血液の流れを良くして内臓や筋肉への酸素の供給や栄養の補給が増え、治癒力を高めることに最も効果的なのです。
2.浮力による重力からの解放
水の中では浮力がかかり、体が軽く感じられます。首まで湯船に浸かると、体重は通常時の9分の1程度で、体重60㎏なら約6.3㎏になると言われています。普段、重力の影響を受けて体を支えている筋肉や関節の負担が解放され、心身のストレスが解消されます。
3.静水圧による引き締め(ポンプ作用)
肩まで浸かった場合、湯の水圧(静水圧)は500kgにもなり、胸囲は2〜3㎝、腹囲は3〜5㎝縮むほどの影響を受けています。この静水圧は皮下の血管やリンパ管を圧迫して血行を良くし、新陳代謝を活発にします。特に下半身に溜まった血液が心臓へ押し戻されるポンプ作用が働き、むくみや冷えの改善にもつながります。
4.免疫力アップ(白血球の働き)
血液中の白血球は、身体に侵入してきたウイルスや細菌などの病原菌から身体を守る免疫細胞です。そして、この白血球は運動後や入浴後の体が温まっているときに働きを促進させることが分かっています。入浴は免疫力がアップし、病気やケガの予防、改善に効果的です。
私も疲労軽減など効果を感じているだけでなく、「湯治(とうじ)」という言葉があるように昔からお湯に浸かることで心身を清めたり、癒してきました。運動→入浴でさらなる健康効果が期待できそうです。
by 参鶏湯
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