登山をされたことがある方も多いと思います。日本全国には多くの山があり、それぞれの山独自の景観を四季折々に楽しめます。ウォーキングと同様に歩く運動ですが、登山では登ったり降りたり、荷物を担いで歩く必要がありますし、倒れ木を跨ぐ、渓流を飛び越えるなどの動作の多様性にも富んでいます。登山には、平地をウォーキングするのとは、違った身体への刺激や作用があります。エネルギー代謝のメリットで言うと、一般的に上りには脂質代謝を促進する効果があり、下りは糖代謝を促進する効果があると言われています。また、下肢の筋力面で言うと上りは大殿筋、ハムストリングス等の筋力を向上させ、下りは、大腿四頭筋等の筋力を向上させてくれます。
そして、大自然の中にいると、五感を刺激するものがたくさんあります。例えば、普段は目にすることのできない植物や生き物を見たり、草木や土の匂いを嗅いだり、聞いたことのない鳥や動物等の声を聞いたりすることができます。五感を刺激することによって、脳神経ネットワークが強化されて脳の活性化にも作用し、ストレス発散や脳の活性化に繋がります。また、山頂に到達するとその達成感から、「自分は頑張ればできる」という自己信頼感を育むこともできます。
平坦な道を歩くウォーキングでは、新たな筋肉をつける効果は低く、今ある筋肉を維持するための運動だと言えるかもしれません。登山では、全身の筋肉に大きな負荷がかかって、筋トレと同じような効果を得られます。特に、お尻や太ももなどの筋トレとして有効で、有酸素運動としても、ウォーキングより効率的に脂肪を燃焼できると言えます。しかし、運動効果を高めたいからといって、速く登ろうとすることはお勧めできません。体への負担が大きくなって、ケガや体調不良に繋がります。ゆっくり登っても十分に全身運動になっているだけでなく、会話をしたり、励まし合ったり、面識のない人同士とコミュニケーションを取ることが多くなって、交友関係が拡がったり、対人関係も良くなって、心身ともに良い効果が期待できますよ。
by ガッキー
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