笑いには、多くの身体への効果が確認されていますが、認知症予防になる効果が大きいことも確認されています。高齢者対象の研究で、社会的ネットワークが多いほど将来的に認知症になりにくいことが報告されています。これは人との交流を増やすことが認知症予防につながる可能性を示唆し、さらに、笑う頻度が多いことは社会的ネットワークが多いことを反映していると考えられます。笑いと認知症との関連、認知症予防に繋がることについては、不明な部分も多いですが、笑いが認知症の代替療法になり得る可能性が高く、現在笑いと認知症に関する大規模無作為研究が始まっています。
認知症は高齢になるほど発症リスクが高くなります。4人に1人は高齢者という超高齢者社会の我が国です。人とのコミュニケーションで笑いが生まれ、社会的ネットワークが広がり、認知症発症を遠ざけることができるなら、深刻な問題である医療費・介護費削減に、大きく貢献できるなら皆で笑う価値は、大いにあります。笑いは日常生活でお金をかけずに、個人努力で増やすことができます。
そこで重要なカギになるのがやはり身近な人間関係です。一緒にいて楽しい人と会っていると自然と笑うことも多いでしょう。逆に、楽しくない人とは笑うこともないです。誰と過ごすかで、一生に笑う量が変わってくるといっても過言ではありません。しかし、周りに一緒に笑える方が、少ない、又は、いないと思っておられる方にお試しいただきたいのが、「ははははは」と連続して声を出すことです。笑う動作と同じく、腹式呼吸となり、免疫力が高まり、高血圧や動脈硬化が抑制されると言います。まずは10秒、できれば30秒くらい。笑った時と同じ効果が期待できるそうです。認知症予防に効果があると認識されている運動と合わせて、笑うことにも取り組んでくださいね。
by みさぽん
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