今年は銀杏を食べましたか?銀杏(ぎんなん)は同じ漢字で「イチョウ」とも読みますが、漢方薬としてよく用いられるのが「イチョウの葉」です。イチョウの葉は、血流改善や認知症予防に効果があるといわれているようです。銀杏の種(食用の銀杏)は抗利尿作用があり、夜尿症対策に効果ありとされていますが、生ではメチルピリドキシンという毒性を持つため、少量のみ利用することとされています。当然ですが、食用にする場合も、メチルピリドキシンには注意が必要です。
銀杏の毒性は加熱しても完全に消えません。銀杏の実を食べすぎると、嘔吐、下痢、呼吸困難、けいれんなどを起こすことがあるといわれています。これは「銀杏中毒」と呼ばれているものです。これも、上で触れた「メチルピリドキシン」が関係しています。とはいっても、メチルピリドキシン自体がこのような症状を引き起こすのではなく、この毒性がビタミンB6とよく似た構造を持っており、ビタミンB6の働きを阻害してしまうために、「ビタミンB6欠乏症」を起こして、上記のような症状をもたらすと考えられているようです。特に、子どもに銀杏を食べさせる時には量に注意しましょう。年齢にもよりますが、1~2個までとし、もっと食べたがっても食べさせないようにしましょう。
銀杏のおすすめの食べ方
・茶わん蒸し
定番ですが、底に1個見つけると嬉しいですよね。
・銀杏の串焼き
素焼きにして塩をかけて。
・銀杏の天ぷら
自宅調理は破裂の危険があります。天ぷら屋さんなどで注文すると、ホクホクのお芋のような銀杏の天ぷらをいただくことができます。
大人の銀杏の適量は6~7粒程度
銀杏1個は約3g程度で6kcal。銀杏中毒のことを考えると、大人でも6~7粒程度で止めておくと安心でしょう。この時期の味覚の一つとして、上手に食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
by chirune
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