水を飲むときは、常温水、冷水に限らず、多くの水をがぶ飲みするのはNGです。水の摂り過ぎにより、血液が薄まってしまうからです。冷水だと急激に深部体温を下げてしまいます。
冷水(5~15℃)がおすすめなのは?
真夏や暑いと感じる運動後や入浴後の脱水状態の強い時は、体温も上昇し、発汗量も多くなっているのですが、そんなときは冷水を飲むことで熱くなった体を冷やし、素早く水分を吸収してくれます。しかし、冷えすぎたモノは、胃や腸への負担も大きくなるので注意が必要です。
冷水の効果
水分の吸収は主に腸で行われますので、いかに早く腸にたどり着くかがポイントとなってきます。発汗が多かったり、体温を早く下げたいような場合は、冷水が有効です。しかし、多すぎると逆効果になるので、要注意です。
交感神経を優位にする
寝起きはまだ、副交感神経が優位です。うまく交感神経に切り替わらないと、体温上昇や血流増加に支障が出て代謝が悪くなります。朝に素早く交感神経にスイッチを切り替えるときに適量の冷水を飲むのも有効です。
常温水(15~40℃)、温水(40~60℃)がおすすめなのは?
普段水分を摂る時は、常温か温水が良いです。特にクーラーの効いたような場所に長時間いたり、体を動かしていないときに冷水を飲むと、体が冷えるだけでなく、胃や腸にも負担をかけるので、常温か温水にすべきです。また、寝る前は温水を飲むことで、副交感神経が優位になり、深い睡眠につくことができます。
冷たい飲み物がカラダに与える影響としては「一度に大量摂取した場合、内臓を冷やしてしまう」ということです。内臓が冷えると、それに伴い血流が滞りやすくなるほか、胃腸などの動きがゆっくりになります。その結果、「手足など末端の冷え」「食欲がわかない」「なんとなくカラダがだるい」「むくみが出る」などの症状が現れやすくなります。水分摂取のポイントとして「のどの乾きを感じる前に水分摂取する」ことが重要で、汗をかいていなくても、皮膚や呼吸からも水分は失われてしまいますので、コマめに水分摂取することをお薦めいたします。
暑い時に冷たい水を飲むのは、口や喉に心地良いですが、冷え症の悪化や胃腸への負担などのデメリットの方が大きくなってしまうことが多いので、時と場合によってうまく使いわけながら、上手に水分摂取してみてくださいね。
by chirune
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