最近、精白米から玄米や胚芽精米などに変えたと言う人が増えています。しかし、身体に良いと聞いて食べ始めて便通が悪くなったり、美味しく思わないのを我慢して食べている人も多い様です。米や麦は、精製の過程で外皮や胚芽を取り除き、食べ易くなっていますが、残った白い胚乳部分のほとんどが炭水化物です。ビタミンやミネラルは外皮や胚芽に含まれるため、精製の過程が高いほど炭水化物の割合が大きくなってしまいます。それらの特徴を理解して、ご自身の目的や好みに応じて選んでいただければと思います。
・精白米
消化吸収が良く、すぐにエネルギーになるのが精白米の特徴です。外皮や胚芽を取り除いているので食べやすく、炊飯した米はでんぷんの消化吸収が良いため、お勧めすぐにエネルギーになります。白米の糖分は体内でブドウ糖に変わり、体温上昇、脳の活性化に役立つので朝に食べるのがお勧めです。
・胚芽精米
栄養価が高く、消化もし易いのが特徴です。玄米からぬかを取り除いて胚芽部分を残した米で、ビタミンB1は精白米の約3倍、ビタミンEは約9倍も含まれています。また、リノール酸も豊富です。栄養価を残しつつ、食べやすく、消化も良いのが特徴です。
・玄米
米の1番外側にある外皮だけを取り除いたものです。ぬかや胚芽は残っているため、食物繊維は白米の6倍でビタミン、ミネラルが豊富です。精白していない分、消化吸収されにくいので、腹持ちは良いのですが、よく噛んで食べないと消化不良の状態で腸に送られてしまい、硬い便となって便通が悪くなってしまいます。
・もち米
一般的な精白米は、あまり粘らず、冷えると硬くなりますが、もち米は粘り気が強く、冷えても硬くなり難いです。この粘り気はでんぷん質のアミロペクチンという成分で消化スピードがゆっくりになり、腹持ちも良いです。栄養価は精白米とほぼ同じです。
ご自身の身体のコンディションや目的、食べ方によって種類を楽しんでもらえればと思います。
by 参鶏湯
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