しこりのあるにきびはありませんか?それは、粉瘤(ふんりゅう)、表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)もしくは、アテロームとも呼ばれ、皮膚の良性腫瘍の1つで、表皮にできた袋のような腫瘍です。
表皮は、細胞分裂を繰り返して、角質層となり、最後は「垢」になり、はがれ落ちていくのですが、袋状になっているため袋の中に「垢」がたまっていきます。表皮の袋ですから体のどこにできても不思議ではありません。主に耳たぶ、脇の下、首や背中、お尻などに多発します。
ニキビとは違い、触るとしこりのような物があり、黒点状の開口部が見られることがあります。指先でつまめるぐらいの物なら、潰して開口部から垢を絞り出すこともできますが、化膿する危険性もあるので、お勧めはできません。特に気にならないようなら、放っておくのが無難でしょう。もし、痛みがあったり、大きくなっているようなら、医療機関で確認してもらう方が良いと思います。
当方を利用されている二人の50代の女性のケースでは、それぞれ、耳たぶと、首の後ろに、このような症状がみられました。首の後ろに粉瘤が見つかった方は、皮膚科で診てもらった際、小豆ぐらいの大きさでした。そして、切除手術を案内されたうえで、しばらく様子を見てみるよう、提案されたそうです。
また、耳たぶに粉瘤ができたの方は、米粒大ほどの大きさだったのですが、医者には行かず、触ると気になるとのことで、極力触れないように、過ごしていたところ、2~3週間ほどで、気にならなくなり、一ヶ月を過ぎたころには、粉瘤が無くなっていました。首の後ろに粉瘤ができていた方も、知らない間に、無くなっていたとのことでした。
当方で取り組んでおられることで血流が改善し、代謝と免疫機能が向上したり、体にとって余分なものを排出する働きが現れた結果と思われます。一般的には、切除手術しか治らないと言われていますが、身体には自助力があるので、ほとんどの場合改善します。改めて「体を動かす」ということは、色々な可能性があるようですね。
by chirune
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