コラム

COLUMN

ギックリ背中

 「ギックリ腰」は、よく聞きますが、聞き慣れない「ギックリ背中」と呼ばれる傷病を患う人が増えているようです。
ギックリ腰と比較をしてみるとギックリ腰は、みぞおち裏側から下に症状が出ますが、ギックリ背中は、首の付け根から肋骨あたり肩甲骨周辺や背骨のあたりに痛みが出ることが多く、発症部位に違いがあります。
 ギックリ腰もギックリ背中も発症要因は、共通していて下記の3つが多いです。
①急な動作や反射的な動作
 主にくしゃみ・せき、振り向く、物をとろうと背伸びした時など
②運動不足や偏った食事などで、筋肉の質の低下
 運動不足や偏った食生活で筋肉が硬くなり、動かし難くなる
③睡眠不足やストレスなどで、疲労が蓄積している
 血流が悪くなり筋肉の柔軟性が低下し、動きが良くない
 “ぎっくり背中”になりやすい人の特徴は下記の通りです。
・デスクワークや長時間同じ画面を見るなど、30分以上悪い姿勢を続ける
・「肩こり」や「背中の張り」「腰痛」がある人
・30代後半~50歳手前までが多いですが、スマホやパソコンの長時間使用で20代の人も増加しています。
発症予防の対策は、日常生活を意識するだけで可能です。
・イスに座る時に深く腰掛け背もたれにもたれて、背中の筋肉の負担を減らすことです。
・階段を“1段飛ばし”で上って、背骨を支える腸腰筋の筋肉の働きを落さないようにすることです。
・起床時は急に立ち上がらず、両足を持ち体を丸めて筋肉をほぐすなどの急な負担をかけないことです。
・くしゃみをする際はどこかに手をつくなどして背中を大きく動かさないようにすることです。
これらの取り組みは、ギックリ腰対策にもなるので、是非取り組んでいただくことで発症を予防できます。
 何より、運動不足になることで、筋肉の凝りや張りが強くなるとギックリ腰やギックリ背中などになり易くなります。しかし、少し身体を動かすことを意識するだけで防げるだけでなく、身体に嬉しい変化も起こりますよ。
by 頃僕来
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ
クリックしていただくと順位が確認できます。

コラム一覧へ

人気の投稿

最近の投稿

アーカイブ

CONTACT

お問い合わせ・ご予約はお気軽にどうぞ

お問い合わせフォーム

06-6645-5885

上部へスクロール