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コラーゲンと筋肉の関係

 コラーゲンとは、腱や骨等を構成する結合組織を構成するタンパク質の線維のことで、身体を支える骨の約半分を占めており、コンクリートにある鉄筋のような役割を担います。身体の外側面を形作る皮膚の約70%をしめていて、その皮膚や血管や内臓でもそれぞれの強度や弾力を司るなど大切な要素を担っています。 
ここで重要なポイント:筋肉でもコラーゲンが欠かせない役割を担っているのです。 筋肉とは、運動を司る器官で、大きくは「骨格筋」と「内臓筋」に分けられ、 筋細胞で形作られた筋線維の構造の違いによって「平滑筋」「心筋」「横紋筋」に分けられます。また、意識してコントロールできるかどうかによって「随意筋」と「不随意筋」に分けられ、横紋筋は随意筋に、平滑筋と心筋は不随意筋に属します。 筋肉の重量は、成人で体重の約40%、個人差はありますが40歳から年におよそ0.5%ずつ減少し、65歳以降になるとその減少率が大きくなり、最終的に80歳までに筋肉の約30%減少するといわれています。
このような自然な加齢による筋肉の減少に対して、コラーゲン摂取が効果を発揮するのではないかという研究が発表されています。
 研究によると、コラーゲンペプチドを1年間食べてもらい、骨量や筋重量、脂肪量といったカラダの組成の変化を調べたところ、摂取開始から3ヵ月において、筋重量が増加。筋重量は、本来トレーニング期が終われば減る一方ですが、コラーゲンペプチドを食べたところ、その減り幅が少なくなったそうです。
ということは、コラーゲンの劣化を抑制できれば、筋力の低下による様々なリスクを減らすことができるのではないかと考えられます。
さらに、筋膜もコラーゲンとの密接な関係があります。筋膜は、筋肉だけを包む膜ではなくて、骨や内臓器官、血管や神経など身体のあらゆる構成要素を包み込み、その筋膜の主成分がコラーゲンということは、実は体全体の健康にかかわっている大きな要素になると言うことです。
筋肉とコラーゲンは切っても切れない関係なんですね!!
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