冷たいシャワーが健康に良いとコールドシャワーが最近また流行っています。起床後、通常のシャワーを30秒から1分ほど浴びた後、約2分ほど冷水でシャワーを浴びると・生産性が上がる、抑うつや抗うつ効果がある、免疫力が上がるなどの効果が挙げらていますが、科学的根拠は低いようです。冷たいシャワーが、うつ病に効くという事が有名ですが、根拠が希薄だと言われています。しかし、冷たいシャワーが、交感神経を優位にして、ドーパミン等の分泌を促すので一時的に気分が高揚すると思います。これらの効果は、運動をする事でも得られるだけでなく、継続的に身体の機能向上を高める働きがあるので、朝冷水シャワー浴びるよりも外に出て5分散歩する方がより効果は高くなります。そして、日光を浴びる事で体内時計をリセットし、セロトニン分泌促進にも繋がり、良好な睡眠が得られるので、生活習慣も良くなる可能性が高いです。
　また、スポーツ現場においての捻挫などの対処法としてRICE〔Rest（安静）、Ice（冷却）、Compression（圧迫）、Elevation（挙上）〕処置が、一般的でした。炎症を抑える役割として、冷却がありますが、冷却は組織の回復力低下させる可能性のあるので、避けるように言われるようになっています。だから、優れた指導者は、PEACE&LOVE処置を使うようになっています。そして、回復を促進させるためにExercise(運動)も積極的に取り入れています。アイシングで痛みのコントロールができるメリットもありますが、回復機能を妨げてしまう作用の方が強いので、避けるようになっていて、回復を促進させるような取り組みに変化しています。
　コールドシャワーもメリットはあると思いますが、コールドシャワーに因る体温の急激な変化が、体調を崩すデメリットもあるので、ネット等の効果を謳った内容を鵜呑みにせず、正しい判断が求められます。デメリットの少ない冷水利用では、お湯で顔を洗った後、冷水で顔を洗うのは、心臓にも負担が少ないですし、皮膚のコールドレセプターにも刺激になり、手軽で、安全ですよ。
by 宮古島サイダー

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