一般的に使われているシャンプーには「合成界面活性剤」が大量に含まれているので、体質に合わない人では、長年使っているうちに「抜け毛」「薄毛」「パサつき」などの髪のトラブルの原因になることが多いようです。
シャンプーの主成分の合成界面活性剤は皮膚のバリアーを破壊し、皮膚に浸透してしまいます。消炎鎮痛剤やステロイド剤などの薬が毛穴から吸収されるのと同じです。含まれる他のさまざまな化学物質も洗髪の間に頭皮の毛穴から吸収され、すすぎ残った化学物質は洗髪後も毛穴から吸収され続けます。そもそも毛穴を持つ皮膚は、汗や皮脂などを体外に出す『排泄器官』なので、何かを受け入れるようにはできていず、また、自浄作用も備えていません。
シャンプーで毎日洗髪していると、皮脂腺から分泌されている皮脂がごっそり洗い流されるので、それを補おうとして皮脂腺が大きく発達してしまい、皮脂腺が毛に供給される栄養を奪ってしまうようです。また、シャンプーで頭皮のバリアーが破壊されると、頭皮が乾燥して新陳代謝が悪くなり、毛の生える土壌である頭皮が薄くなってしまいます。さらに合成界面活性剤の持つ細胞毒性が、毛を作るのに最も大切な毛根幹細胞にダメージを与えてしまうことで、「抜け毛」や「薄毛」などを引き起こします。
髪のトラブルに悩んでいたら、試してもらいたいのは『脱シャンプー』です。シャンプーを使う洗髪の間隔を2~3日に1回に減らしたり、1回に使うシャンプーの量を減らしていき、徐々にシャンプーを使わないお湯の洗髪だけに切り替えていきます。最終的には、常温以下の水で洗う『水洗髪』が理想的だと皮膚科の専門医師は言っています。
確かに作家の五木寛之氏は、88歳の今でも髪の毛はフサフサというよりボーボーですが、洗髪は半年に一度とのことです。編集者によると「不快な匂いもない」とのことなので、洗髪の頻度が減っても意外と大丈夫なのかもしれません。髪の持つ意味(頭を守る等)を考えると洗髪の頻度を減らすことは、髪に良いようです。
by ベクトル
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