前回(2019年12月20日投稿)、ストレスに負けない体づくりのための食事のポイントをご紹介させていただきましたが、今回は具体的にどういったものを摂るべきか、ご紹介していきます。
・ビタミンB1
脳のエネルギー源はブドウ糖ですが、ブドウ糖を分解してエネルギーに変えるためにはビタミンB1が欠かせません。不足すると脳の神経の働きが鈍り、集中できなくなり、疲れやすくなります。
ビタミンB1を多く含む食べ物
玄米、胚芽、豚肉、ウナギなど
・ビタミンB12
脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると神経過敏やうつなどの症状が起こりやすくなります。
ビタミンB12を多く含む食品
イワシ、サンマ・シジミなど
・ナイアシン
脳神経の働きを助ける栄養素で、不足すると、脳機能に弊害が出て、神経症などにつながることがあります。アセトアルデヒドを分解する働きがあるため、アルコールをたくさん飲む人は、ナイアシン不足になりがちです。
ナイアシンを多く含む食品
タラコ・カツオ・レバー・玄米・落花生など
・緑黄色野菜
緑黄色野菜には、ビタミンCなどが多く含まれています。脳がストレスを感じると、ストレスに対抗するための副腎皮質ホルモンが分泌されます。この副腎皮質ホルモンを作る原料に、ビタミンCが使われています。ビタミンCが不足すると、ホルモンが作れず、ストレスに対抗できなくなります。
ビタミンCを多く含む食べ物
イチゴ、キウイフルーツ、柑橘系果物、ブロッコリー、ピーマン、ホウレンソウなど
そして、何よりも一番大事なポイントは、これらの栄養素をサプリメントなどで摂らずに、できる限り食品から摂るようにすることです。前回のブログでも伝えましたが、咀嚼が大事です。食べ物を口の中でしっかりと細かく砕いて、唾液に絡ませましょう。消化吸収に関わる胃腸の負担が軽くなり、内臓のストレスも軽減できますよ。
by chirune
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