間もなく冬季北京オリンピックが開催されますが、年末の全日本選手権で羽生結弦選手が高得点で優勝したことは、フィギュアスケートの注目度を大いに高めることになったと思います。スラリとした体型でしなやかな滑りは、見る人をくぎ付けにしたことでしょう。男子選手の体型も大きく変化していますが、女子選手の体型は本当に30年前と比較すると同じ競技を行っているとは信じられないくらい変わっています。
仕事柄どうしても動きと体型を注視してしまいますが、特に目がいくのは、脚(大腿)の形や体全体とのバランスです。ジャンプをして着地をするまでの動作で、どの筋肉がメインで働いているのかが、形に大きく作用しているのは明確です。その特徴が、選手によって異なっているので、流れるようなしなやかな動きに繋がっている人もいれば、そうでない人もいます。着地やジャンプが、太もも前の筋肉(大腿四頭筋)を中心に使っている選手は、しなやかな流れるような演技に見えません。その逆に、踏み込まずにジャンプし、着地も踏ん張っていない選手の方が流れるようなしなやかな演技になっています。その動きは、はっきりと形として現れていて、しなやかな動きをする選手は脚も体全体のバランスも美しく、格好良いです。
この例からも、脚が細くならないと悩んでいる方は、脚にかなり負担をかけるような使い方になっていると思われます。また、身体のバランスも悪くなっていることで脚に負担をかけて太くなっていると思われます。スラリとした脚の方は、地面を踏みしめるような歩き方にはなっていません。脚ではなく、お尻や上体を上手く使って、無理のない動きや歩き方になっていて、スムーズに歩を進めています。脚を細くしたい方は、歩いたり、座って立ち上がる時の動作を再確認してみてください。脚の負担が少ない歩き方になるように取り組むと、無理なダイエットをしなくてもスリムな脚を獲得できますよ。
by 筋知良
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