今回は私の嗜好品、チーズを紹介します。昔はチーズを言えば、扇形のプロセスチーズ、とろけるチーズしか見かけませんでしたが、今は品ぞろえもぐっと増え大変身近になりました。日本で身近なプロセスチーズは、材料のチーズに乳化剤など加え、加熱し固めたものです。乳酸菌死滅し、熟成しないので長期保存が可能です。海外ではチーズといえば、一般的にナチュラルチーズを指します。生乳にレンネット(仔牛の4番目の胃から抽出される凝乳酵素)を加え固めて、水分(ホエイ:乳清)を除き熟成させたものです。世界ではなんと1000種類以上あると言われています。
タイプ別に紹介すると
フレッシュタイプ 名前の通り熟成させない水分を多く含むチーズです。モッツアレラ等
白カビタイプ ペンシリウム・カンディダム菌を加えたもの。カマンベール等
青カビタイプ ペンシリウム・ロックフォルティ菌を加えたもの。ゴルゴンゾーラ等
ウォッシュタイプ 外皮を塩水やお酒など洗ったもの。強い匂いが特徴。あまり目にしませんが、私の好みはReblochon(ルブロション)です。
セミハードタイプ プレスし水分を少なくした半硬質チーズ。日本では一番おなじみで、手に入りやいチーズでしょう。ゴーダ等
ハードタイプ 硬く、塩分が強くかなり大型。多くは料理に使われます。パルミジャーノ・レッジャーノ等
カルシウム摂取を目的として召し上がる方も多いと思いますが、水分量で大きく変わります。100g当たり、例えばチェダー740㎎(390kcal)ですが、クリームチーズ70mg(313kcal)で、カロリーが気になりませんか?脂肪も塩分量も高く、また体質によっては頭痛が起こる、乳糖不耐症でお腹の調子が悪くなるなどの心配もあります。栄養価が目的なら無理に摂取する必要はありません。
フランスには1つの村に1つのチーズがあると言われているとか。またその地方のワインを合わせることでmariage(マリアージュ)を楽しむのも嗜好品ならではの楽しみです。今年のボジョレーヌーヴォーにどんなチーズと合わせようかワクワクしますが、ほどほどに楽しむ予定です。
by 健幸運動志同士 みさぽん
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