マスクを手放せない状況が続いていますが、「声が出にくい」「むせやすくなった」などと訴える人が増えています。会話する機会が減り、声を出さなくなったことによる“のど老化”が進んでいるサインと考えられます。
声が出づらくなった人が増えている3つの原因
【原因1】
会話をすることが減ったため、のどや声帯を使うことも減り、のどが運動不足に陥っていることです。手足などの筋肉を使わないと弱っていくように、のどの筋肉も使わなければ衰えていくので、動かして鍛えることが必要です。
【原因2】
マスクをしている影響で、呼吸が浅くなっていることです。呼吸は声のエネルギー源です。しっかりと呼吸をして、新鮮な酸素を肺に取り入れなければ吐く息が弱くなり、力強い声を出すことができません。
【原因3】
マスクをすることで口の動きが封じられてしまい、口を大きく開けずに“もごもご”としゃべっていることです。声を出すときは、口からのど、声帯にかけて、たくさんの筋肉が連動しています。意識して声を出すようにしなければ、のどの運動不足に繋がります。
それに加えて、外出自粛や運動施設などの休業などで、運動する機会が減っていることも大いに影響しています。運動すると呼吸に関わる筋肉やそれをアシストする筋肉の活性化が行われます。その機会がなくなると発声のための身体への空気の出し入れができ難くなります。更に、誤嚥に因る肺炎のリスクも大きくなるので、軽視できないことです。のどの衰えを感じる方は、是非簡単なことからで構いませんので、運動に取り組んでくださいね。
by ボヤッキー
クリックお願いします。
コラム
COLUMN
人気の投稿
最近の投稿
アーカイブ
CONTACT
お問い合わせ・ご予約はお気軽にどうぞ
お問い合わせフォーム
06-6645-5885