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免疫力を上げる生活習慣

 私たちにはウイルスや細菌などの病原菌から体を守り、体内にある悪い細胞を除去する「免疫」という自己防衛機能が備わっています。体の持つ免疫力を上げるとさまざまな感染症のリスクを低下させることが期待できます。
免疫力をあげる7つのポイント
①適度な運動で体温を上げる
②バランスの良い食事を腹八分目に
③冷たすぎる飲食物は控える
④ストレスをためずに解消する
⑤湯船につかって体を温める
⑥質の高い睡眠をとる
⑦よく笑う
 免疫力を上げるのに欠かせないのがナチュラルキラー(NK)細胞と呼ばれるリンパ球です。血液中に存在し、がん細胞やウイルスなどを見つけ次第攻撃する機能を持ちます。このNK細胞は体温を上げることで、より活発で正確に働いてくれることが知られています。ウオーキングやジョギングなど、自身の体力に合わせて、心地よく体を動かして体温を上げてあげましょう。
ハードな運動はNG
 毎日激しいトレーニングを積み重ねていると、疲労の蓄積や炎症反応の繰り返しによって免疫力が低下してしまうと言われています。自分の体力、運動経験に合った強度を選んで行いましょう。
疲労を残さない
免疫力を上げるために運動を行っても、運動による疲労が蓄積されると、免疫力は低下してしまいます。体を動かすと少なからず疲労は発生しますが、これをいかに早く回復させるかということも大切になってきます。運動後はストレッチを行い、使った筋肉を伸ばしていくことで、筋肉にたまった疲労物質を排出する代謝機能を促進します。また、ストレッチの後にゆっくりと入浴すると体の外からも温められて、血行が良くなり、疲労回復につながります。
 体を動かすと気分もリフレッシュし、さらには免疫力を高めて感染症などのリスクを軽減させることができると考えられています。自分の体力レベルにあった適度な運動で、楽しく続けてみてはいかがでしょうか。
by chirune
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