寒い時期であれば、ある程度足先が冷たくなるのは仕方がありません。ただ、気温のせいで一時的に冷たくなる程度でおさまらず、足の先端が四六時中冷えっぱなしになっているのであれば、それは「冷え性」の症状と言えそうです。
　原因は、いわゆる「体温を調節する体の機能」がうまく働いていない事です。デスクワークでも立ち仕事でも、基本的に長時間同じ姿勢を取り続けている状態は、血行不良を招き、足の冷えを引き起こす要因になります。少しでも体を動かし、固まった筋肉をほぐす事が重要です。
　筋肉を動かすことは、血液を押し流す作用には必要不可欠です。どうしても動けない状態であれば、こまめに脚やふくらはぎをマッサージするだけでも血流の改善につながります。血流は、筋肉の働きによって促されますが、それ以外にも、筋肉はそれ自体の運動によって熱を生み出す働きがあります。つまり、筋肉量が少なく、働きの悪い人は、それだけで冷えやすいというわけです。
　実際、男性に比べて筋肉量の少ない女性のほうが、冷えの傾向が強いとされています。足の冷えであれば、ウォーキングやスクワット等の下半身を動かす運動などが直接的で、効果が高いと思います。また、意外と知られていませんが、腹筋運動が、体温上昇には、効果が高いようです。そして、お風呂の湯舟に浸かることも有効で、シャワーばかりでお風呂に入る時間がないという人でも、週1～2回はお湯に浸かると効果的です。
できれば、寒さが厳しくなる前に、取り組んでいきたいですね！
by　みちる

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