9月に入っても暑い日が続きますが、暑い時期特有の冷えといえば冷房によるものがあります。体調不良を感じていても、冷えの可能性はあるのか、自覚できないことも多いです。そこで、以下の3つの項目をチェックしてみましょう。
1.室内と外気の気温差が5℃以上あることが多い
2.腰やお腹、お尻を触るとひんやりする、酷い場合は手・足先などの末端まで冷えている人も
3.日常的に運動をしていない、通勤含めて、30分間のウォーキングできていない
ひとつでも当てはまると冷房による冷えから冷房病になっている可能性があります。冷房病の症状として、倦怠感、食欲不振、睡眠が浅い、寝つきが悪い、寝苦しいなどがあげられます。その予防と対策には、自律神経系の働きを改善させるような生活習慣の見直しやエクササイズが有効です。
ちょっとだるいと感じたら
■大きく伸びをする
椅子に座りながらでも立位でも行うことができます
① 顔と体は正面に向け、頭上で手を軽く組み、口から息をゆっくりと吐いていきます。
② 鼻から息を吸いながら、腕・胸郭が天井方向へ引き上げられるイメージで伸びをしましょう。肩関節付近や肩甲骨周辺、お腹、背中辺りが気持ちいいと感じるように。
③ 口から息を吐きながら、①の姿勢へ戻した後に腕を体の横へ下ろします。再度①から③を3~5回繰り返しましょう。
■つま先を動かす
① つま先を体の方へ向けてふくらはぎを5秒間ほど伸ばして脱力を3セット行います。
② つま先をゆっくり回します。この時、筋肉の伸ばされる部位が変化していくことを感じながら行うと効果的です。
■足の裏で踏む、 つかむ
デスクの下にゴルフボールやテニスボールを置いて足で踏んだり、転がしたりします。また、ペンや鉛筆、消しゴムなど、大きさ、太さの違う筆記具を床に置き、足の指でつかんだり離したりして「足の指運動」を行いましょう。
簡単な動きなので、広い場所でなくてもできるかと思います。少しずつでも続けて冷房病の改善、予防に繋げましょう。
by chirune
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