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呼吸が楽になった!

 今回は、当方で取り組んでいるBTP(ボディ・トリートメント・プラクティス)による呼吸機能の改善報告をしたいと思います。先日79歳になられた男性は、元々週1回の取り組みだったのですが、腰痛や膝痛の改善など身体の変化を実感し、最近週2回の取り組みに変更されました。週1回の取り組み時には、運動途中で息が切れて、少し休憩をすることもありましたが、週2回取り組まれるようになってから、段々とその息切れもなくなっていきました。ご本人も「最近以前より息がしやすくなった」と仰られています。
 では、なぜこのようなことが起こったのか。「呼吸」は肺で行われていると一般的には考えられていますが、答えはNOです。肺は「取り込まれた空気の入れ替え」をしていますが、「直接空気を取り込んだり吐き出したりしている」のは筋肉の役割です。つまり、筋肉の働きが落ちていたり、筋肉が硬くなっていると呼吸機能も低下します。BTPを行うことで筋肉の働きを取り戻します。今まで使いづらくなっていた筋肉を動かす練習をすることで、筋肉と脳との神経の促通状態が改善します。その結果、普段から意識せずとも筋肉が自ずと働いてくれる形を取り戻します。そして、週1回の時には、筋肉の働きは改善し、腰痛や膝痛は無くなっていましたが、胸郭周辺の筋肉の張りは残っていて、週1回の取り組みでは筋肉の張りは取り切れなかったのが、週2回にすることで筋肉の張りは残らなくなったことが、呼吸機能の改善に繋がりました。
 トレーニングは筋肉を大きくするだけではありません。筋肉は大きくせずとも働きを取り戻すこと、身体本来の使い方を学ぶことが大切だと思います。その結果姿勢改善や今回のような身体の機能改善が可能になります。そこに年齢は関係ありません。今回ご紹介した方も79歳ですが、最高齢が92歳の方を筆頭に80歳以上の方が15名も来られており、とてもハツラツとしています。「もう年齢だから」と諦める前に身体を動かすようにしましょう。そして、動かし方や取り組み方が分からない方は、当方にご相談ください。
by コオロギ
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