暑い季節に屋外で過ごすと、特に激しい運動をしていないのに、疲れてしまうことがあります。暑さによる体力の消耗ももちろんですが、運動量や活動量とは関係なく体が疲れたと感じる原因の一つに、紫外線による日焼けも関係があるようです。紫外線は5月頃から急激に強くなり、6月~8月にかけてそのピークを迎え、日本では南へいくほど紫外線は強くなります。
紫外線が体に及ぼす影響
1. やけど状態になる
日焼けは、皮膚が日光にさらされて、時間とともに赤くなったり、黒くなったりする状態をさします。これは皮膚が軽い火傷状態になっていると考えられます。さらに長時間にわたって日光に当たり続けると炎症症状が進み、皮膚が赤く火照った状態となり、水ぶくれができることもあります。
2. 活性酸素が正常な細胞を傷つける
体には強い紫外線を浴びたときの防御反応として、皮膚を黒くする働きをもつメラニン色素を生成し、紫外線から皮膚を守るようなしくみが働いています。ただこのとき、メラニン色素の生成と同時に活性酸素を発生させることもわかっています。活性酸素は体の免疫作用を担う必要不可欠なものではありますが、過剰に増えると正常な細胞を傷つけ、免疫力を低下させることにつながります。
3. 目がダメージを受ける
近年、目から紫外線を浴びることによっても日焼けすることが指摘されています。紫外線が目に入ったことを察知した脳は、紫外線の影響を受けないようにメラニン色素を生成し皮膚が黒く変化します。また目は直接的なダメージを受けやすい器官であり、角膜や白目を覆う結膜などが炎症を起こすこともあります。
屋外で、長時間過ごすときは、なるべく日光にさらされる皮膚の面積を減らしたり、日焼け止めを塗るようし、目を保護するためにサングラスを着用することも良いと思います。物理的に日光を遮断することは、日焼けによる疲労対策として効果が期待できます。
by chirune
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