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寝苦しい夜には!

 猛暑で、寝苦しい夜を過ごしている人も多いと思います。夜にエアコンをつけたままで寝ている人がほとんどだとは思いますが、「朝起きたときにだるさを感じる」、「だるくなるのでは?」と不安で、モヤモヤしながらエアコンを使っている人も多いようです。
 快眠にぬるめの入浴が良いことは、ご存知の方も多いですが、猛暑で風呂に入るのもキツい、時間がないという人も多いはずです。シャワーと入浴と睡眠の関連を調べた研究をまとめたものによると、入眠1~2時間前の入浴だけでなくシャワーも、主観的な睡眠の質を改善させ、寝つくまでの時間を短くしたと報告されています。シャワーは、皮膚温が上がり難いので、中途覚醒を減らすなど夜中~明け方までの睡眠を維持させるほどの効果はないようですが、寝つきやすくする効果はあります。
 シャワーも難しければ、濡れたタオルで顔や腕などを拭いて、扇風機など風に当たったり、冷たい足湯(足水?)に10分ほど足をつけるのも良いようです。シャワーが入眠に効果がある理由としては、深部体温を表面に放散させる効果だけでなく、ベタベタした皮膚のリフレッシュ感、足水による熱放散、あるいはタオル清拭によって皮膚がスッキリすれば、主観的に気持ちよくなるだけでなく、体温調整に重要な発汗がスムーズになるからです。また、身体が火照って熱いようであれば、血流が豊富な腋の下や鼠径部を冷水タオルなどで冷やせば、効率的なクールダウンになります。
 しかし、熱すぎるシャワー、冷水のシャワーは、刺激になって覚醒を高めてしまうのでよくないのは言うまでもありません。適度な温度が良い睡眠に導いてくれますので、試してみてください。
by 筋誤労
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