質の良い眠りには、浅い眠りであるレム睡眠と深い眠りであるノンレム睡眠が規則正しいリズムで繰り返し訪れることが重要になります。この2つの睡眠を正しい周期で繰り返すと脳や身体がきちんと休まるだけでなく、ホルモンが分泌されやすくなるため、身体の疲れを取ることができスッキリと目覚めることができるのです。
寝返りは、そのレム睡眠とノンレム睡眠を切り替えるスイッチになっていると言われています。また他にも、寝返りには様々な効果があることが分かっています。寝返りをすると、布団の中で熱くなって、澱んでしまった空気が抜けて新鮮な空気が入ってくるため、布団の中の温度や湿度を調節することができます。さらに、身体の同じ場所を常に下にして寝続けると、体重が一点にかかってしまうため血流が悪くなってしまいます。寝返りをすることで血液の流れがよくなり、身体が痺れたり、凝ったりすることを避ける効果があります。
人によって一度の睡眠で寝返りを打つ回数はバラバラですが、極端に寝返りをうたないケースの場合、起床時の腰痛や肩凝りを訴えることや睡眠時無呼吸症候群を起こす傾向が多いようです。眠っている間にしていることなので、自分で意識して寝返りを上手にすることはできません。そこで寝具などの選び方が大切になってきます。まず、身体が沈んでしまうような柔らかすぎる布団やベッドマットでは、上手に寝返りをすることができません。反対に身体が圧迫されるほど硬いマットレスも逆効果になります。適度な硬さの布団やマットレスを選ぶようにしましょう。また、枕の高さが合わないと首の痛みや肩こりを招きやすくなりますし、いびきの原因にもなってしまいます。ちょうどいい枕の高さは、立っている時と顎の位置がほぼ同じ位置になることだと言われています。高さが低い場合は、タオルを折りたたんで重ねて、ちょうどいい高さになるように調整してください。
By ルン
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