現代社会では、パソコン作業は切っても切り離せない存在になっています。そんなパソコン作業をされる方達の悩みに腰痛や肩こり、首の凝り、張り感を訴える方は老若男女問わず多いと思われます。また、身体を動かすことは大事とは分かっていても、強制的に運動する機会があった学生時代とは違い、普通の社会生活では運動する機会は極端に減ってしまいます。そして、身体の色々なトラブルは、運動不足が大きく関わっていることは間違いないと思われます。
今回は「正しく座れているのか、間違った座り方をしていないか」というのを見ていきたいと思います。
座る時に1番意識して欲しいことは「坐骨で座る」という事です。坐骨とは、骨盤の1番下にある2つの骨で、座った時にお尻の下に手を入れるとゴリゴリと触れる部分で、ここが椅子の座面に当たるように意識します。この時お尻は、深く入れ背もたれにお尻をピタッと付けて、背中はもたれないようにします。この状態が「骨盤が立っている」状態です。
骨盤が後ろに倒れている(骨盤後傾)と背中が丸くなり、肩こりや腰の痛み、消化機能の低下にも繋がります。また、骨盤が前に倒れているとそり腰になり、これも腰に負担がかかります。骨盤の立て方を覚え、習慣化させることが、不調の改善につながります。
そして、体の不調を訴えている方のほとんどが、じっと同じ姿勢で作業を行なっていることが多いことです。いくら正しい姿勢でいたとしても同じ姿勢を保つことは、筋肉が1番嫌がる事です。「定期的に椅子の高さを変えてみる。」や、「少し立って背中を伸ばす。」、「身体を動かす。」等の同じ姿勢でいないことも大切です。
骨盤を立てる座り方は、車に乗っている時や自宅のソファに座る時にも同じことが言えます。腰が痛い、肩こりがひどい方は一度自分の座り方を確認し、正しく座る習慣をつけてあげることが大切です。
by コオロギ
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