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意外に身近な刀?!

 「真剣に取り組む」、、、何かにまじめに、そして本気で取り組んでいる姿が想像できます。
辞書で“真剣”を調べると、
1 (木刀、竹刀などに対して)本物の刀剣
2 本気、まじめ
 スポーツでも耳にする真剣勝負と聞くと、本物の刀での勝負、命がけを意味しなくても、その戦いがいかに真摯な戦いか、皆さん想像ができると思います。
 また、確かな、保証するなどの意味の“折り紙つき”は、本阿弥家が正真の刀剣に発行した鑑定書が由来で、優秀な人を「折り紙つき」といい、良からぬ人を「札つき」と使われるようになったそうです。
 “反りが合わない” 人間関係でも性格や考え方が合わないことを意味しますが、刀の反りは一振りごと違い、違う鞘にいれると入らないことことから表現します。他にも、しのぎを削る、元の鞘におさまる、付焼き刃、単刀直入、一刀両断、そして皆さんもきっと恐怖に思った学生の頃の “抜き打ち”テスト。これもまた刀に関する言葉です。刀を抜いたとたんに斬りつけられることで、なんの予告や準備もなく、いきなり何かをする時に使われます。これらの表現は、剣道や居合道に普段接することがない方でも、日常聞いたり、使ったりすることが多いのではないでしょうか。
私たちが何気なく使ってる言葉で刀に由来する言葉が意外に多いのに、改めて驚きですね。
 そして、私たちの体にも刀に由来する言葉があります。私たちが発揮できる筋力は、骨格筋線維の直径に大きく左右されますが、直径は約10〜100μmで円筒状の線維で、長さは数ミリから数十cmのものまで様々です。この筋線維を包んでいるのが筋鞘です。また、胸の中央、縦にある胸骨ですが、下端部分を剣状突起といいます。みぞおちと聞くとピンときますね。
 まだまだ暑い日が続きますが、エアコンの聞いた室内で体を動かさず過ごして“身から出た錆”とならないようにしたいですね。
by 健幸運動志同士 みさぽん
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