空気が乾燥しやすい冬は、風邪などの感染症が流行る時期です。最近は、インフルエンザも流行していると言われているので、予防について考えてみたいと思います。
空気が乾燥する冬は、ウィルスが飛散し易い状態になって、ウィルスを吸い込み易くなってしまいます。ウィルスや細菌が身体に少々入っても、免疫がしっかり働いていれば感染しませんが、疲れやストレス、運動不足、睡眠不足、暴飲暴食などで免疫力が落ちている時は、抵抗する力が弱くなっているのでウィルスを排除できないので、感染してしまいます。なので、身体がウィルス等の外敵に抵抗できるように「適度な運動をする」、「良い睡眠を取る」、「ストレスを溜め込まない」、「バランスの良い食事を摂る」ことが重要だと考えられます。
適度に運動することは、免疫力を高めるためにたいへん重要です。筋肉の働きが良くなって、血液循環をスムーズにし、体温を高めることができるだけでなく、身体を動かした時に筋肉から出るマイオカインが免疫機能に大きく働きかけてくれます。また、質の良い睡眠も免疫力の活性化には、重要な働きをしてくれます。そして、バランスの良い食事を摂ることも重要です。CMなどで、免疫を高めるためのサプリメントやドリンクなどを見かけます。また、ヨーグルトが免疫機能を高める効果があると言われていますが、乳酸菌は確認されているだけで約400種類あり、人によって合う乳酸菌が違います。そして、多くの日本人に合う乳酸菌が、ヨーグルトに含有されていると言い難いです。それは、日本人の体質が、牛乳に合わない人が多いコトでも確認できると思います。ですから、バランスの良い食事をしっかりと咀嚼して食べていただく方が免疫機能の向上が期待できると思います。
更に、外から帰った時の手洗いで、石鹸でしっかり洗うことを推奨されていますが、我々の肌には身体を守ってくれる常在菌がいるので、水洗い程度にしていただく方が良いです。アルコール消毒や石鹸でしっかりと洗うと常在菌が身体を守れなくなります。
テレビなどで言われていることを鵜呑みにせず身体本来の機能を落さないように過ごしたいですね。
by がっきー
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