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朝のランニングは、身体に悪い?

 ここ最近早朝の気温もグッと下がり、早朝に走っている人を見かける機会が増えてきました。「朝のランニングは体に悪い」とたまに耳にするのですが、本当なのでしょうか。今回は「体に悪いランニング」にならないための注意点について説明します。
朝のランニングのメリット
 朝のランニングは予定が立てやすく、一日のスケジュールにあわせて短い時間に集中して行うことが可能です。また、起床後に日光をあびることで、脳が覚醒し、すっきりした状態で一日を過ごせます。朝に運動することで体温が上がり、体脂肪をエネルギーとして積極的に消費することが期待できるでしょう。
朝ランニングの注意点
①水分補給・エネルギー補給をしないまま走る
 起床時の体は長時間にわたって水分やエネルギーを補給していないため、軽度の脱水状態であり、エネルギー不足です。ランニングを始める前には必ず水分補給と、軽食などでエネルギー補給しましょう。逆にしっかりと朝食をとってしまうと、胃腸への負担が増してお腹が痛くなるといったことが起こりやすくなります。ランニング前の軽食としては糖分が含まれて気軽にとれるバナナやゼリー、クッキー、ドライフルーツなどがオススメです。
②準備運動しないまま走ること
 朝の体は筋肉が硬くなっているだけではなく力も入り難いため、いきなり走り出すとケガの原因になります。運動を始める前には必ず準備運動を行いましょう。全身を動かしながら伸ばす動的ストレッチや、屈伸などの準備体操のようなもので構いません。
 「体に悪いランニング」にならないためには、ゆっくりでいいので自分のペースで走ることです。「もう少し走りたいな」という程度で終えるのがおすすめです。あまりに疲れると、その後の日常生活に支障が出かねません。「また、明日も走りたいな」と思えるぐらい、心地良いところでやめるのがいいと思います。
by chirune
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