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朝活

 最近では「朝活」という言葉も珍しい言葉ではなく、よく聞き、耳馴染みのある方も多くなってきました。改めて「朝活」とは言葉の通りですが、朝の時間を使って活動し、時間を有効に利用するだけでなく、体調も整えることを言います。Apple創業者、Twitter創業者、スターバックスCEO、ウォルトディズニーカンパニーのCEOなど名だたる経営者も朝活をしていたようです。なぜ、寝る前の「夜活」出なく「朝活」がいいのでしょうか。
 人は日光を浴びると、脳内で働く神経伝達物質のひとつ「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わると言われるので、朝活を始めると気分がだんだんと前向きになるように感じられます。そのため勉強や読書なども早朝に取り組む場合は、窓際や太陽の光が当たるところがお薦めです。また、睡眠ホルモンともいわれる「メラトニン」はセロトニンが原料となるため、睡眠の質も良くなり、体内時計も整いやすくなります。
 朝目覚めてからの3時間は、脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」と言っている脳科学者もいて、大脳の扁桃体という部分が活性化し、運動能力や記憶力が上がりやすくなる時間だと説明しています。だから、朝の時間帯に勉強をすると学習内容が定着したり、仕事もはかどると言われています。これらが主な朝活の恩恵だと思われますが、これらだけでなく、
○朝活をするために、夜の無駄な時間が減る
○朝は制限時間があるため、ダラダラせず集中しやすい
○1日の時間を有効に使える
など、他にもたくさんのメリットが考えられます。
 今は、夜でも街は明るく、パソコンやスマートフォンのブルーライトの光を一日中浴び続けているため、昼夜のメリハリがなく不規則な生活になりやすく、自律神経の乱れに繋がります。ストレス社会と言われていますが、朝の時間を上手く活用することで、日常がより豊かになるかもしれませんね。
by コオロギ
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