女優さんや美容や健康に敏感な人は、朝に白湯を飲むことを取り入れている人は多い様です。白湯とは水を一定時間沸騰させ、50℃前後の温度に冷ましたものを言います。体温以上の温度で、身体を温め美容や健康によい効果が期待できると言われています。
　白湯は、アーユルヴェーダ（世界最古の生命科学と言われています。）が発祥で、人間を含む自然界のすべては、カパ（水の質）・ピッタ（火の質）・ヴァータ（風の質）の3つの質から構成されると考えられています。水を火で沸かし、沸騰させることで風を加えた白湯は、3つの質が調和した飲み物で、生命活動のバランスを整えるとされています。
　身体に対する主な効果は、「腸などの内臓を目覚めさせ、働きを高める」、「身体を温めて基礎代謝をアップさせる」、「血液の循環を促進させて、むくみ解消にも役立つ」、「寝ている間に失った水分補給」などがあげられます。朝の水分補給は、自律神経のバランスを整える役割もあり、リラックスメインの副交感神経が優位の状態から、アクティブな交感神経が優位の状態へと切り替えるサポートをしてくれる等のメリットがあります。
　飲むタイミングは起床後がおすすめです。朝起きたら先にお湯を沸かしてその間に洗顔などをし、白湯を作ります。就寝中は多くの水分を失うため、起床後に白湯を飲んで水分を補給しましょう。コーヒーやお茶などのカフェインを含む飲み物は、空腹時は胃に負担がかかるので避けた方がよいでしょう。また、寝起きは体温が低く、胃腸も冷えているため、消化機能が働きにくい状態です。
　朝食で摂った栄養素をしっかりと消化吸収するためにも、朝は胃腸の動きをよくすることが必要です。冷たい水よりも、温かい白湯の方が胃の運動が活発になるという研究結果もあります。起床後すぐに白湯を飲むと、胃腸の動きが活発になり、消化機能が高まります。スムーズな目覚めのために、ぜひ白湯を取り入れてみてください。
by COCO

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