ダイエットに取り組んでいる方だけでなく、つい時間がないことから朝食を抜いてしまう方は多いと思います。軽視され易い朝食ですが、健康に長生きするためにも朝食は絶対に抜くべきではないと、血管の名医と呼ばれている医師も謳っています。
○朝食を抜いてしまうと昼食後の血糖値がガツンと上がってしまいます。
血糖値が急上昇すると、それを下げるためにインスリンが多量に分泌されるため、今度は急激に血糖値が下がります。この血糖値の急激な上昇・下降は「血管を傷つける大敵」となります。
朝食をとらないと「低血糖」の状態が長く続くので、体は「インスリン拮抗ホルモン」という、血糖値を上げるホルモンを分泌します。そこに昼食をとると、いつも以上に血糖値が上がりやすくなってしまいます。これを毎日毎日行ってしまうと、糖尿病や、心臓血管系の疾患の恐れ、肥満に繋がってしまいます。
また、中には「朝は食欲がない」「食べられない」という人もいると思います。そんな方は、夜食べすぎていたり胃が休まっていなかったりします。胃や腸は 「蠕動(ぜんどう)運動」 といって、食後に伸び縮みすることで消化活動を行っています。就寝中には「大蠕動」と呼ばれる大きな収縮が繰り返されて、胃の中身を空っぽにします。こうして、胃は朝の食事を快適に受け入れる用意を整えるようになっています。しかし、夜食べすぎていたり、食べる時間が遅いと胃は就寝中に消化のための「蠕動運動」に追われて、「大蠕動」によるリセットができなくなってしまいます。朝から食欲が湧かないという方は、夜ご飯の量・食べる時間帯の見直しが必要だ、という身体からのサインです。夕食の量を減らしたり、夕食の時間を早くして、朝ご飯をしっかり食べる方が健康的に暮らすことができ、ダイエットもしやすく、日中のパフォーマンスも上がりやすいので、是非見直してみてください。
by コオロギ
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