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東京オリンピック

 東京オリンピックが開催され、各競技の熱戦が繰り広げられていて、熱心に観戦している方も多いと思います。そして、是非確認していただきたいのが、各スポーツ、男女による身体の違いです。スポーツによって選手の身体つきは全然違うと思われます。身体は負荷のかかったり、負担になっている部分には組織を集めて体を守ろうとして、太く大きくします。
 例えば、陸上短距離男子の選手の身体を見ていただくと、あれほどのスピードで走っている事を考えるととてつもない負担が足にかかり足がかなり太くなるように思えますが、身体のバランスを見て極端に足が太いというようには見えないと思います。理由として、上半身(特に背中)の力を使うことで上体を起こし下半身にかかる負担を減らしていることが、大きいと思われます。その為に下半身だけでなく、上半身にも筋肉がしっかりしているのが見られると思います。しかし、これらの特徴は短距離走男子の選手の特徴です。
 では、短距離女子の選手の場合はどうなのでしょうか。同じ競技をしている男子と同じでなく、男子と比べて、全身の比率を考えると、下半身特に太もも周りが大きいように思います。女性の場合妊娠、出産という特有の仕事(生物として見た話です)があるため消費エネルギーを増やさない為にも男性よりも特に上半身の筋肉が付きにくいと考えられています。その影響で、女性は男性よりも上半身の働きが低く、男性程下半身の負担を上半身で担うことができずに、太もも周りが大きくなると考えられます。
 今回は、陸上短距離走の選手を取り上げましたが、是非各競技によって身体の違いなどを意識して見てみると、違った面白さ発見があると思います。また、ご自身の身体で大きくなった部分、脂肪がついているだけでなく、関節が変形した部分などもある方もいると思います。その部分はそうならざるを得ないほど負担がかかっている可能性があります。選手の体と動き方を見ていると自分の体を変えるヒントが隠されているかもしれません。
by コオロギ
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