私たちは「栄養がある」「栄養素が豊富」など栄養と栄養素という言葉をあまり区別せずに使っています。栄養とは、おおまかな意味だと「生物が体外から食物を得ることで、成長したり、生命を保ったりする一連の身体の働き」のことです。これを聞いてあまりピンと来ない方も多いと思います。分かり易く言うなら、私たちは生きるために食べ物を食べ、それを消化吸収し、余分なものは便として排泄する一連の流れのことを「栄養」と言っています。つまり我々の身体を養い、成長させることです。
栄養素とは、体を維持するために外から取り入れる物質そのもののことで、「栄養」に必要な物質のことです。体の中に入ってきた食べ物は、肉が筋肉に、脂肪が脂肪になるわけではありません。食べたものは、体の中の消化器官を通りながら分解、吸収され、主に次の3つの役割に使われます。
1・エネルギーになる
もっとも大きな働きは、生きていくためのエネルギーとなることです。これには「三大栄養素」とよばれている炭水化物、脂質、タンパク質が使われます。
2・体をつくる
皮膚や筋肉、骨、内臓といった、体そのものの構成物質として、おもにタンパク質とミネラルが使われます。脂質は細胞膜やホルモンの材料として使われます。
3・体の調子を整える
体の働きを調節するのに必要な栄養素の分量はごくわずかですが、酵素やホルモンなどになったり、代謝に関わったりするので、体がスムーズに働くために欠かすことができません。主に、タンパク質、ミネラル、ビタミン、食物繊維が使われます。
私たちは「栄養素」の摂取のみを目的に食事をしていません。食事は、空腹感を癒し、料理を味わい楽しんで食物から栄養素を摂取しているのです。つまり、食事を楽しむこと自体が、「栄養」活動になっているのです。栄養の「栄」はさかえる、「養」は美味しい食べ物で体を育てることを意味しているので、美味しい食べ物で体を養い、適度な運動して元気に過ごしたいですね。
by 参鶏湯
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