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気圧が身体に影響?

 この時期はよく台風が発生しますね。台風情報を聞いていると「気圧」という言葉が上がってきます。気圧と身体の状態が密接に繋がっているのをご存知ですか?気圧とは、簡単に言えば、空気等の気体の押す力(圧)のことを言います。
 身近にある例でいうと、山登りに袋に入ったポテトチップスを持っていったとします。山の麓ではポテトチップスの袋は至って通常です。しかし、頂上に近づくと袋が膨らんでいきます。これは標高が高くなるにつれ、袋の中の空気量は変わらないですが、外から押す力が弱まった(気圧が下がった)ことで起こります。
 よく、気圧が下がる事で頭痛が起こるなど体調不良を訴える方がいらっしゃいますが、人間の身体もこの気圧の影響を大きく受けています。身体には気圧を察知するセンサーとして耳の内部に『内耳』と呼ばれる部分があります。内耳で察知した気圧の変化は前庭神経を介して脳に伝わり、自律神経に影響を与えます。大きな気圧の変化を自律神経が反応、対応することで最終的にはバランスが崩れてしまいます。
 梅雨時期や台風が増える時期は、気圧の変化がより大きくなる為、自律神経の調整がうまく行えず、めまいやふらつき、頭痛などを訴える方が多くいらっしゃいます。こういった自律神経の乱れを改善するには一度交感神経優位の状態を作る事がポイントです。その理由は、交感神経と副交感神経は表裏一体なので、交感神経が優位になって身体が交感神経の信号に準じた状態になった後に、必ず副交感神経が優位な状況が作れるのです。つまりストレスがかかって交感神経が優位な時は、身体の動かしたり、大きな声で歌を歌うなどの交感神経が満たされることをしてあげることなのです。気持ちがどんよりしている日、身体が重だるい日は、動くことが億劫になりますが、そんな時こそ身体を動かす事が凄く大切です。運動後は、心身ともにスッキリしますよ!
by COMO
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