マスク着用が習慣化し、何となく体調が悪くなったと感じている人は多く、極度の疲れや不安感、うつ症状、のどのつまり感などで苦しんでいる人も多くなっています。検査しても特に異常はなく、呼吸苦や動悸を訴えては、たびたび夜間の救急外来を受診している方が増えているようです。「息が止まってしまうのではないか」という恐怖に襲われて、夜が来るのが怖いという方も多くなっています。肩こりや頭痛といった不定愁訴とされる症状もあり、本人は死の恐怖におびえながらも内科的検査では異常がありません。受診をしても変わらないと思いながらも、苦しんでいるときには医療機関へ駆け込んで安定剤などの薬を処方されている状況です。
こういう場合、薬物療法よりも鼻呼吸、腹式呼吸を心がけるため、あいうべ体操と寝ているときにも口を閉じて鼻呼吸できるように口テープを実践する方が有効です。マスクをしているときも口を閉じて鼻呼吸が基本です。最初はちょっと苦しく感じるかもしれませんが、徐々に慣れていきます。鼻呼吸は、横隔膜を動かし、ゆったりと深い腹式呼吸を自然と行うことになります。逆に、口呼吸は、浅く速い呼吸になります。鼻呼吸の気道抵抗は、横隔膜を動かすことにも一役買っているので、腹式呼吸にするために、まず鼻呼吸に変えていくことです。
マスクの着用は、極力控えるようにして、深く呼吸ができるようにしていくと訴えている症状は、改善されます。一分間に15回以上呼吸している人は、浅い呼吸になっていますので、気を付けてくださいね。
by 頃僕来
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