今年の夏は「海」や「山」へ行かれましたか?私は友人たちと海水浴場へ行ってきました。テレビでは暑さばかりが取り上げられており、外に出るより家にこもりたくなるかと思います。しかし、外に出ることで色々なプラスの作用があります。今回は海水浴や森林浴が私たちにもたらす良い効果をみていこうと思います。その効果は、一言でまとめると、精神的疲労には海、身体的疲労には海が良いと言われています。
まずは、海の効果からみていきます。
海水に浸かるとナトリウムやカルシウムなどのミネラルやイオンが、皮膚を通じて心身ともに癒されるといわれています。また、海に入らずとも海辺を散歩するだけで、人間の快楽ホルモンと呼ばれるエンドルフィンやリラックスホルモンのセロトニンが分泌されると言われています。これらは精神安定作用があり、自律神経の働きを調整し、精神的ストレスを和らげます。そして、海の青は、カラーセラピーとしても作用し、精神安定の効果があります。
次に、森林浴についてです。
森林浴は心身への効果が高いと言われていますが、野山でなくても、小1時間ほど散策ができる程の緑がある公園でも良いのです。リラックス効果を期待するのであれば、15分ほどで問題ありません。森林浴の効果としてはストレスホルモンであるコルチゾールの濃度が下がるだけでなく血圧、心拍数、ストレスに対する過剰な神経反応が低下したという結果が報告されています。又、前頭葉の働きが落ち着いてストレスを感じにくくなります。また、木の香りも良いとされ樹木が発散する揮発性物質(フィトンチッド)には人をリラックスさせる、免疫能を高めることで抗がん機能のNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化されるなどのアロマセラピー効果もあります。
海辺、野山には、それぞれ少しずつ違った効果で、我々の身体に良い作用がありますので、夏だけでなく週末に自然と触れてみてはいかがでしょうか。
by 梅おにぎり
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