夏本番になり、ダイエットに勤しんでいる方も多いのではないでしょうか。様々なダイエットが毎年流行しますが、ダイエットの基本は「食べ過ぎていた食習慣を改める」ことがメインであり、バランスの取れた食事を日々続けていけば少しずつ体型は変化していきます。残念ながら、中には無茶なダイエットを一生懸命行っている方も少なからず見受けられます。例えば、極端な食事制限や同じものを食べ続けるなど、食事のバランスに明らかな偏りがあるようなダイエット方法です。このような無茶なダイエットを続けてしまった結果、「“摂食障害”を発症してしまった。」という事例はかなり多く聞かれます。
摂食障害とは、単なる食欲や食行動の異常ではなく、体重に対する過剰なこだわりや、 自己評価への体重・体形の過剰な影響など、心理的要因が根底に存在していることが特徴です。短時間のうちに大量に食事摂取を行う「神経性過食症」や、自分自身の体型に対して歪んだ認識をもつ「神経性食欲不振症」が含まれ、拒食、過食、拒食と過食行為を繰り返すようなパターンの方も多くいらっしゃいます。
摂食障害のことを食事の食べ方の問題であるかのように捉えては、病気の本質をみることができません。たとえば、神経性食欲不振症の場合、無理に食べさせるだけでは治療は奏功せず、症状を増悪させることがあるので注意が必要です。摂食障害は、精神的な病気ですが、未だにあまり認知されておらず、女子アスリートや身体を気にしやすい中高生など、発症者は増加傾向にあります。
痩せていることが「美」ではありません。健康的な身体が何よりも美しく、人それぞれ体質や体型の「個性」があります。自分らしい身体作りを目指し、決して無茶なダイエットは行わないように心掛けましょう。
by kota
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