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爪の役割

 体の末端には爪が存在します。当たり前に存在するので、あまり気にかけない方が多いと思いますが、爪は非常に重要な役割を果たしている大切な体の一部になります。爪は骨と同じようにカルシウムからできていると考えている方も多いと思いますが、爪は毛髪と同じで、変形した皮膚の一部です。主成分はケラチンという繊維状の「タンパク質」で、皮膚は軟ケラチンから形成されていますが、爪は髪と同じ硬ケラチンからつくられています。実は、みなさんが当たり前に物を掴んだりできるのも爪があるからできることなのです。手足とも指先まで骨は達しておらず、指の先端は「お肉」だけなので、もし爪がなければ「もの」をつまむことが非常に難しくなってしまいます。「深爪」になるような爪の切り方をすると、先端まで爪が及ばず指先は柔らかくなってしまうので、ものがつまみにくくなります。
 足の指も同様の現象が起こっています。足の指は体重を支える上で非常に重要な役割を担っています。踏ん張ったり地面に力を伝えるためには、爪の存在が非常に大切になります。爪がないと、本来踏ん張って力を伝えるべきはずの行為ができません。力がうまく伝わらないためにそれを補おうと姿勢の歪みや、関節の負担、痛みに繋がってしまいます。また、試合前などに爪を切ると、物を持つ感覚、立った時の感覚、体重を支えダッシュする力に影響が出てしまうため、パフォーマンスが下がってしまうため、爪を切るなら大事な試合の1週間前に行う方がいいと考えられます。
 足の爪の切り方ですが、多くの人は爪切りの丸みに導かれるようにして、爪の白い部分を全て切ってしまいますが、実はそれは深爪の原因になりるようです。理想的な爪の形は爪の根元と平行にまっ直ぐ切るようにして、四角形の形にするのがいいようです。
実は大きな役割を担っている爪の形を整えることで身体の不調、身体本来の力を出すことに繋がります。
by コオロギ
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