「更年期障害」という言葉を聞くと、閉経を迎える40~50代頃の女性が抱える不調のイメージが強いかもしれません。しかし、近年では、加齢に伴うホルモンバランスの乱れやストレスなどが原因で、性別を問わずに訪れる現象として考えられています。男性ホルモンの一つであるテストステロンは20代をピークに減少に転じるとされています。しかし、ホルモン分泌減少の原因は加齢だけではなく、強いストレスにさらされたり、社会の中で「認められている」と感じる機会が減ることによっても、ホルモン分泌が減少することが知られています。一般的な症状としては、疲れやすいといった強い倦怠感、発汗やのぼせ、イライラや精神的に不安定な状態、睡眠の不調、性欲の低下などがあり、自律神経失調症やうつ症状のような傾向が見られます。
男性更年期障害には男性ホルモンの減少が関わっているため、男性ホルモンの分泌を促す運動をご紹介します。
・筋トレ
筋肉を刺激することでテストステロンの分泌が促されます。体型に変化が現れてくると、自信がつき、前向きな気持ちになることが期待できます。
・競争心を煽ること
スポーツやゲームなどを通じて、友人や仲間と競い合うことでテストステロンの分泌が促されると言われています。勝負ごとを通じて褒められたり、評価されたりすることも更年期障害の症状緩和や予防につながると考えられます。
・ストレッチやヨガ
気持ちが落ち着かないときは、呼吸が浅くなる胸式呼吸になりやすいので、腹式呼吸を意識したストレッチやヨガなどを取り入れてみましょう。鼻から息を吸って、口からゆっくりと息を吐ききるようにし、繰り返し呼吸をしながらストレッチを行います。腹式呼吸は、気持ちを落ち着かせて心身のリフレッシュにもつながります。
自然に起こるホルモンバランスの変化ですが、更年期障害を少しでも和らげるための手段の一つとして、取り組みやすい運動から始めてみてはいかがでしょうか。
by chirune
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