食事をすると身体の中では、さまざまな生理的反応が起こりますが、その際の仲介役になるのがビタミンやミネラルです。これらが不足すると、反応が先へ進めないため、エネルギー源は蓄積しやすい脂肪の形に変換されてストックされます。本来、脂肪は必要なものとしてストックしているはずですが、溜め込みすぎると「腫れている」と勘違いするせいか、通常より多くの「炎症物質」を出してしまいます。この炎症物質が蓄積すると、全身倦怠感・微熱などの他、抑鬱・思考力低下などの精神症状が出るとされています。疲労が蓄積しないよう休息と併せて、必要以上の脂肪を体内に溜め込まない食事管理が重要です。
食事内容は、主食、主菜、副菜の3種類が揃っている「定食スタイル」が最も適しており、腹八分目がベストです。栄養成分としては「ビタミンC」や「アミノ酸」などが疲労回復に役立つといわれています。ビタミンCを多く含む食品や、良質のアミノ酸を含む肉・魚・卵などを食べることが大切です。ビタミンCは柑橘類や、ピーマン・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワーなどに多く含まれています。
また、疲れてるときに、身体を動かさずにじっとしすぎるのも、よくありません。ある程度、身体を動かしてあげた方が血流が良くなり、疲労物質を排出してくれるので疲労回復が早まります。さらに、睡眠も大切です。就寝の2~3時間前までにスマートフォンやパソコン、テレビなどの明るい光を見ないようにし、脳をしっかり休ませてあげましょう。寝る前に食事をしたり、食べすぎてしまうと寝ている間に消化吸収を行うことになるので、胃が休むことができず、翌日に疲労感が残ってしまうことがあります。良質な睡眠のためには、食事の時間にも気を配りたいものです。疲労を溜めない工夫は、いわゆる「生活の質」も高めます。適度な運動習慣を心掛けるなど、食生活以外の生活習慣も見直していきましょう。
by chirune
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