筋トレは、筋肉を大きくしたり、筋肉の働きを高めたり、スポーツパフォーマンスの向上、スタイルの改善・ダイエットなど幅広い目的で用いられます。そして、最近では、ご高齢の方が、余暇時間を使い健康の為に筋トレに取り組まれている方も多くなっているようです。健康づくりにおいては、実際に筋トレに取り組むとサルコペニア・フレイル・ロコモティブシンドロームといった運動器や身体の衰弱によって起こる問題の予防に効果があるとされています。毎日10,000歩を目指したり、1時間以上歩くなどの熱心に有酸素運動されている方も多いですが、実は、身体機能の改善、予防にはウォーキング等の有酸素運動より筋トレの方が効果高いと言われています。
理由は色々ありますが、加齢や活動量の不足により速筋繊維が使われなくなる事により萎縮してしまい、知らず知らずのうちに全身の筋出力が低下して、それによって動くことが困難になって、更に筋肉量を維持するのが難しくなる事も起こっているようです。ですから、筋トレによって日常動作より少し負荷をかけて筋肉を活動させてあげる事が予防にはとても大切になってきます。他にも生活習慣病の予防や認知機能の向上、病気によって亡くなるリスクを下げる事がわかっています。最近の研究では、筋トレを実施すると病気になって亡くなるリスクは20%以上減少する事がわかっています。
更にすごいのは上記の数値はほとんどの病気に対して効果がある事です。
具体的にどれぐらい筋トレをすると良いのかですが、週に30分〜60分の範囲が最もリスクが低く、糖尿病に関しては実施時間が長ければ長い程リスクが下がるそうです。逆に、週130分〜140分を超えて筋トレをすると心血管疾患・がん等に対してはあまり効果が無くなるともされていますので、やり過ぎは良くないようです。しかし、上手く筋トレが出来なくても、筋トレの効果を考えると、取り組むことのメリットの方が大きいと思います。
by スクープ
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